
現場を円滑に回すには、一人ひとりの動きを見守る“目”が必要。
フォローが重なるほど、チームはもっと強くなる。
次の世代に、自信を持って仕事を渡していけるように。
中途入社
2019年入社(途中退職後、再入社)
製造部/生産管理課 課長R.Sさん
東京工場勤務。検品・加工・裁断の3工程を担当しながら、現場の流れを整えるリーダーとして活躍中。後輩の育成にも尽力している。
Reason
入社の動機

01ドゥ・ヤマモトに入社を決めたきっかけを教えてください
「面白そう」からのスタート。
けれど戻ってきたくなる“理由”があった。
前職を辞めてしばらくした頃、転職先を探していて、ふと目に入ったのが「ドゥ・ヤマモト」の求人広告でした。求人誌に掲載されていて、「なんだか面白そうだな」と思ったのが、応募のきっかけです。
実は、一度退職して他の会社で働いた期間があるんですが、また戻ってきた出戻り社員でもあります。それでも温かく迎えてもらえて、今は頼れるメンバーとして現場を任されています。

02入社して感じたギャップや気づきはありますか
「軽作業って、軽くないじゃん!」けれど、そこから学んだ動き方。
正直に言うと、最初は「思っていたより大変だな」と感じました(笑)
求人には軽作業と書かれていましたが、実際に扱うホースや部品は重く、時には段ボール40箱分もの作業になることもあります。
入社当時は忙しい現場で、先輩がつきっきりで教えてくれるわけではありませんでした。その分、先輩の動きをよく見て、真似しながら仕事を覚えました。「これをやっておくと、次が楽かもしれない」「この流れなら、先にこれを準備しておこう」と、自分で先を読んで動くことが求められる環境です。そのおかげで、流れを読む力が自然と身についたと思います。
Jobs
仕事内容

03現在の仕事内容を教えてください
検品・加工・裁断。
3工程を回して、現場を支えるキーマンに。
現在は3つの持ち場をローテーションで担当しています。
作業内容は主に「検品」「加工」「裁断」。
検品では、ホースが指定の長さか、部品がついているか、形が整っているかを細かく確認します。加工は「加締め(カシメ)」と呼ばれる工程で、ホースに金具を固定。裁断はホースを指定の長さに切る作業で、流れ全体を見渡す力が必要です。
チームは5人で構成されており、1人1工程を担いながら、必要に応じて補助にも回ります。ベテランから若手まで、年代を超えて連携している職場です。
04入社1年目はどのように過ごしましたか
つきっきりじゃなくても、ちゃんと覚えられる。
「見て覚える」現場の空気。
当時はとにかく見よう見まねでした。現場が忙しく、1から10まで細かく教えてもらう時間はあまりなく、まずは流れをざっと聞いてから、先輩たちの動きを観察し、真似してやってみる。わからないことがあればその場で聞く、という繰り返しでした。
最初に任されたのは加工の補助で、部品の準備や整理などを担当しましたが、徐々に流れが見えてくると「今やっておいたほうがいいこと」が自分でもわかるようになり、自然と仕事にスピードがついていきました。

05どのような時にやりがいを感じますか
短納期の勝負仕事。
終わったあとに残る、チームの一体感。
やっぱり大口の仕事をみんなでやり切ったときに、「やってやったな」と感じます。納期が短い案件は、スピードと正確さが求められるため、チーム全体で集中力を高めて臨みます。今はありませんが、昔は土曜出勤して総出で作業することもありました。そういうときは仲間意識も強くなって、終わったあとの達成感は格別でした。
最近は後輩も増えてきたので、育成を通じてやりがいを感じることも多くなりました。
06今後の目標や挑戦してみたいことを教えてください
後輩が自信を持てるように。次の世代につなぐバトン。
今は2年目の後輩が2人います。彼らがもっと安心して仕事に取り組めるように、間違えやすいポイントは先に伝えたり、動き方のコツを共有したりしています。自分がそうだったように、仕事は「見て覚える」部分が多いので、その中でも不安を感じないよう、ちゃんとフォローしてあげたいと思っています。
キャリアとしての目標は特にありませんが、「日々をこなしていく」ことが今の自分にとって一番のテーマです。体を動かすのが好きなので、この仕事は性に合っています。
Schedule
ある日のスケジュール
8:50
出社
業務前に持ち場の準備をします。
9:00
始業(加工・検品・裁断など)
加工・検品・裁断など3つの持ち場をローテーションで担当します。
10:30
休憩(10分)
12:00
昼休憩(1時間)
13:00
午後業務スタート
加工・検品・裁断など3つの持ち場をローテーションで担当します。
15:00
休憩(10分)
17:30
終業・片付け・明日の準備
17時ごろに運送業者が荷物の受け取りに来るため、製品を確認して出荷します。
忙しい日もあれば落ち着いた日もありますが、基本的に「やることがなくなる」ということはありません。
常に現場が動いているので、集中力と体力の持続が大事です。
Holiday
オフの日の過ごし方
子どもと一緒に過ごしています
仕事が終わったあとは、基本的に子どもと一緒に過ごしています。家庭の時間をしっかりとれるのも、この職場の良さですね。たとえば、子どもが急に熱を出したときや、保育園から呼び出しがあったときも、無理せず休みを取ることができます。
男性社員でも育休を取得する人がいたりと、家庭との両立をしやすい社風だと感じています。

Message
応募を検討している人へメッセージ

「元気とやる気」がいちばんの武器。
コミュニケーションを楽しめる人、
大歓迎です。
やはり体力はあるに越したことはないですし、「元気な人」が向いていると思います。今の現場メンバーはおとなしいタイプが多いので、もしそこに新しく入ってくる人が積極的に動いてくれるようなタイプだったら、きっと良い刺激になるんじゃないですかね。
最初から全部できる必要はありません。わからないことがあったら、素直に「教えてください」と言えること。自分から声をかけられること。そういった基本の姿勢がある方なら、きっと現場にもすぐ馴染めると思います。「自分から動いていける人」と一緒に働ける日を楽しみにしています。
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